前回は「気功ヒーリング」を使って、理屈ではなくパッ!とトラウマの感情を外してしまうテクニックをご紹介しました。
今回は、クライアントが自分で向き合えるように、一つずつ行動していただく、というワークをご紹介します。
状況、内容によって、どちらも必要で、臨機応変に対応します。
自己愛を意識して行動を変えよう
父親と同居している二十歳の大学生のCさん。
家事は全般的に嫌い。
本人曰く、「嫌い」というよりも「苦手」だとのこと。
部屋は散らかっているし、一人暮らしをしているときはトイレが汚くて!
妹が訪ねてきたときには、(不潔すぎて)泣きながら掃除をしてくれたらしいです。。。
Cさんは、汚れていても「掃除する」という選択肢が、出てこない。
かなりの「汚部屋」に住んでいたそうです。
今は、単身赴任している父親と二人暮らし。
家事は、部屋の掃除は各自で分担制にして(とはいえ自動掃除機を駆使)、
食事は父親と交代で自炊・外食・お惣菜・・・
という状況だそうです。
ある日、Cさんは、親戚の叔母さんと外食をすることになったので、父親に連絡をしました。
Cさんは風邪からの病み上がりで、薬を飲んでいて、「お酒は飲むなよ」と言われました。
そして、父親は一言。
「僕は(家で)飲むけどね」
どうせ何もやっていないんでしょ、と言われて
父親は、お酒を飲むときは、コップ一杯では終わらないそうです。
酔っぱらってそのまま眠りこけてしまうほど飲むとのこと。
Cさんは、いつもそんな父親の体を心配して、
- 布団を敷いて
- 揺り起こして布団まで歩かせて
- 父親の食べ残しを片付けて、
- 机を拭き
- 食器を洗う。
きっちりとやってあげるそうです。
(汚部屋に住んでた人なのに!?)
でも、父親が母親へ、日常の報告をするときには
「あいつは何もしない」
。。。延々と悪口を言っているそうです。
Cさんは確かに、「自分の部屋はなかなか掃除できない」
そんなCさんなのに、父親が酔ったときは介抱してあげている。
布団を敷いて布団まで歩く手助けをしたり、片付けたり・・・。
Cさんは、傷つきたくない
Cさんは、このことに不満を感じ、傷ついています。
「私、お父さんを助けているのに」
「風邪ひかないようにって思って心配している」
「翌朝、机がきれいで食器も片付いていることは、評価してくれないの?」
お父さんの、あなたに対する思い込み。
「娘は、何もしない」
「部屋も散らかっている」
「娘が自分を助けてくれるはずがない」
Cさんは、とても寂しそうです。
でも、Cさんは考えます。
自分が父親を助けていることを伝えても、父親は信じない。
事実を訴えても、聞いてもらえなければ、
私はまた傷ついてしまう。
それなら、誤解されててもいいか。
誤解させておこう・・・
助けなければ、いいんじゃない?
「じゃあ・・やらなければいいんじゃない?」
Cさんは、自分のことをもっと大切にしてもいいのですよ^^
弁が立つ父親に、コトバでは絶対に勝てない、
お父様は、Cさんのことを「何もしない人間だ」と決めつけてかかっている。
でも、Cさんは、これ以上傷つきたくなくて、
「私、やっているよ!」と反論もできない。
Cさん、
- 反論できない
- 誤解されているけど、
- 言えない私が悪い。
- 私が我慢したらいいんだ。
まだ方法が残っていますよ!
この選択肢を、考えてみたことはないのですか?
「(お父さんを)放っておく」
酔った父親の介抱なんてしなくていいのです^^
Cさんは、驚きで目を真ん丸にしていました。
「そんな発想があるなんて!」
・・・そんな感じでしょうか?
だって、お父様は、酔って寝ちゃってるわけだから、
娘が甲斐甲斐しく介抱してくれてることすらまったく覚えてないんだし。
翌日、なぜ部屋がきれいになってるかとか、気づいてない!
Cさんに、感謝もしない。
恩に着せる気持ちがなくても、
少なくとも、このことで、傷つく必要なんて、あるの?
Cさんは、実は2年ほど前から解離性人格障害をわずらっています。
お薬がないと夜も眠れないほどに、今でも精神的にしんどいのです。
今も強いお薬を飲んでいるから、たまに人格障害の症状が出るって言っていましたね。
自分の人格(主人格)を抑え込むほどに、つらい思い。
上記のような小さな積み重ねが、あるのかもしれません。
自分のことを大切にして、「解離」から卒業しましょう^^
どうやって、自分を大切にしたらいいのかわからない
そうですよね。
今まで、ずっと
厳しい母親に
「もっとがんばりなさい」
「何をやっているの!」
「どうしてこんなことをしたの?」
「こんなことしてちゃダメでしょう」
「またこんなことをして!」
と言われ続けてきた。
どうやったら親に認めてもらえるか、もうわからない。
- 何をやっても、むなしい。
- 疲れてしまった。
- 自分のやりたいことがわからない。
- 私に価値なんてないと思う・・・
親の元を離れても、親のコトバが頭の中でリフレインして、、、
苦しんできましたよね?
ひとつずつ、気づいていきましょ^^
今日は、ほんの小さな例でしたが、
「できそうな、小さなこと」
そういうことからやっていくといいですよ^^
子供のころは、信じる人、愛をくれる人は、
両親であり、
何があっても、愛してほしい。
私を見てほしい。
私を認めてほしい。
親の表現もつたなくて、
不器用で。
だから、傷ついた・・・
長い長い間、毎日毎日・・・
言われてきたコトバは、
Cさんの潜在意識に入って、
何度も再生されて、
固い信念に変わってしまった。
でも、その「信念」は、
親から植え付けられたもので、
Cさんにとっての、
「真実」ではないのでは?
時間をかけて、ひも解いていきましょう。
潜在意識は探ると出てくる玉手箱!
一つずつ、
浮かび上がってきたら
そのたびに
「それ、ほんまかな?」
「どう思う?
「どう感じる?」
「何が、そうさせたの?」
自分で自分に質問していきましょう。
何回も聞いてたら、
いつか
何かが
ぽっかりと
浮かんでくるかもしれませんよ!
「安心の場」を知ってください
ヒーリングセッションは、安心・安全の場所です。
「早く浮かばないの?」
「まだ(答えが)わからないの?」
そんな思いも必要ないですよ^^
「焦り」は恐怖を招きます。
「焦り」は不安に変わります。
大丈夫。
焦らなくてもいいんです。
結果は急がなくてもいい・・・
「恐れ」は体の緊張を招きます。
緊張していると、潜在意識にアプローチできません。
リラックスして
楽しく
安らいだ気持ちで
ただただ
イメージしながら
対話するといいですよ^^
*****
あなたの潜在意識の“夢のかけら”を整理する
ーメルマガ、始めました!(画像クリック)ー
各メニューはコチラへ^^⇒メニューと料金
お問い合わせはコチラ⇒問い合わせ・相談する
日時を見て予約する方は⇒メニューを見る・ご予約【ispot】